2009年11月13日金曜日

「10へ」;15

ブログで書き進めています「トロッタ通信 10」を、まとまりがつきましたら、トロッタのサイトで掲載することにしました。第1回目として、「詩と音楽」の項をアップしました。

11時、高田馬場にある日本音楽舞踊会議の事務所に行き、12月7日(月)に行われます、作曲部会公演「白夜のオルフェウス」のチラシをいただきました。個人的に送る、トロッタ10のチラシに同封します。裏面が白紙なので、私の詩『冬の鳥』を印刷いたします。

荻窪の古書店で、『伊福部昭 音楽家の誕生』新潮社版を購入しました。私の手元には、すでに一冊もありません。無責任と思う方があるかもしれませんが、思うところがいろいろとあり、本に重きを置いていません。伊福部氏の三部作は、オンデマンド版だけを持っています。これが最終形ですから。しかし、新潮社版は、何といっても初めて世に出した形ですから、意味があります。「トロッタ通信 10」をお読みいただければおわかりのとおり、私は詩と音楽について、伊福部氏を通して考えを深めてきました。その始まりですから、自分の出発点を見つめたい気持ちになったのです。

まだ全員のスケジュールが集まりませんが、空白部分はそのままにして、スケジュール調整を始めました。だんだん焦ってきました。トロッタ10と日本音楽舞踊会議のチラシを一緒にして封筒に詰め、差出人の名前を貼るところまでこぎつけました。

夜になって、先月に売りました本を、荻窪の古本屋、ささま書店で買い戻しました。「現代詩手帖」の特集版「ビート・ジェネレーション」です。ここに収められた井原秀治氏の文章「ビート詩人らと禅」が忘れられません。結局、このビート詩あたりが、私の原点のひとつだという気がします。それと、吉岡実の詩、でしょうか。
荻窪の古書店・音羽館、吉祥寺の古書店・百年、阿佐ヶ谷のカフェ・よるのひるねにチラシを置かせてもらいに回りました。店に行くたび、御礼として本を買います。音羽館ではアービングの『ホテル・ニューハンプシャー』、百年では「ユリイカ」のボサノヴァ特集。同じような本を買い、売り、また買いということを繰り返しています。

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