2009年8月7日金曜日

演奏会「横浜から世界へ 神奈川ゆかりの作曲家」

「未来の古典・同時代の邦楽」横浜公演と同じ日の早い時間帯に、以下の演奏会が、同じ会場で行われます。このうち須賀田礒太郎の曲は、昨年の「名フィルの日」で演奏され、私が解説の役をおおせつかり、舞台で話しをさせていただきました。関係者活動情報で、チラシが見られます。


「横浜から世界へ 神奈川ゆかりの作曲家」

ラジオ体操は神奈川の作曲家が作曲した!
知っているようで知らない名曲。
山田耕筰、團伊玖磨、黛敏郎など。

ラジオ体操第2は横須賀在住であった團伊玖磨の作曲です。その師であった橋本國彦(鎌倉で没)は幻のラジオ体操第3を作っています。山田耕筰(一時期茅ヶ崎在)は約百年前に作ったとは思えないピアノ五重奏。須賀田礒太郎は神奈川の音楽遺産として2002年から3回も神奈川フィルで演奏がありました。横浜出身の黛敏郎は17歳頃のジャズ的な曲。眞鍋理一郎は小田原在住で大島渚の映画などで知られる。演奏は20代だが日本と海外で学んだ注目の奏者による。

第一部
須賀田礒太郎 ヴァイオリンとピアノの「東洋の舞姫」(1941/岡崎隆編曲版)
須賀田礒太郎 ヴァイオリンとピアノの「ソナタロマンティーク」
團伊玖磨:ヴァイオリンとチェロのための「対話」(1998)
眞鍋理一郎 ヴィオラとピアノのための長安早春賦(1988)
---休憩---
山田耕筰 ピアノソロ スクリャービンに捧ぐる曲(1917)より夜の詩曲
團伊玖磨 ピアノソロ ラジオ体操第二
橋本國彦 ピアノソロ ラジオ体操第三
黛敏郎 ピアノソロ Hors-d´oeuvre(1947)
團伊玖磨 ソロヴァイオリンと弦楽四重奏の黒と黄(2001/遺作)
山田耕筰 ピアノ五重奏曲 ハ長調 「婚姻の響き」(1913)

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