2009年5月15日金曜日

慌ただしくなってきました・2


● 5月13日(水)、ガラス造形家・扇田克也さんの個展が始まりました。銀座のギャラリーおかりやにて、5月18日(日)まで。足を運んだところ、昨年、ギャラリーこちゅうきょに出展された黒っぽい作品はまったく影を潜め、明るく透明感のある傾向の作品が並びました。「あめつち」や「CASA」「breath」など、新しいシリーズも見られました。中で目を引いたのは、写真の「ユメノニワ」。ゆがんだベッドの形をしていました。詩になると思いました。

● 同じ日の夜、再び、『オリーブが実を結ぶころ』の練習を、荻窪のスタジオ・クレモニアで行いました。だんだん形になってきましたが、難しさに変りはありません。今井重幸氏が合流し、練習後、トロッタ9の打ち合わせを行いました。詳細は、後日、公表します。先日も、トロッタ9のために、新しく長い詩を書いたばかりです。トロッタ8と9が同時進行し、一部ではトロッタ10の準備も進んでいます。

● 5月14日(木)、新宿ハーモニックホールで打ち合わせがありました。多少、ホールの運営方針が変わったとのことです。淡々と進めるのみです。こうした打ち合わせが必要なことは承知で、打ち合わせがなければ本番もないことは、わかっています。ただ、打ち合わせ、宣伝、日程調整その他、こうしたことが続くと、これが音楽につながるのだろうか、はっきりいって、音楽なのだろうかという疑念が起こってくることは事実です。しかし、これも音楽です。音は出さなくても、地道な作業がなければ舞台は作れません。わかってはいるのです。

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